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JSTQBテスト技術者資格認定Foundation Level合格体験記

Contents

■主催

JSTQB

■JSTQB認定テスト技術者資格とは

JSTQB認定テスト技術者資格とは、ソフトウェア開発の、主に管理に関する業務知識が問われる試験です。主催団体のJSTQB(Japan Software Testing Qualifications Board )とは、日本におけるソフトウェアテスト技術者資格認定の運営組織で、 各国のテスト技術者認定組織が参加しているISTQB(International Software Testing Qualifications Board)の加盟組織となっています。

JSTQB認定テスト技術者資格は「Advanced Level テストマネージャ」「Advanced Level テストアナリスト」「Foundation Level」の3種類があり、「Foundation Level」はソフトウェアテストの基礎的な知識を問うものとなっています。

■取得年月

2011年4月

■難易度

★★☆☆☆
自分が「Foundation Level」を受験したときは、シラバスに対応した教科書の内容をきっちり押さえていれば、合格は難しくなかったと思います。

■取得のきっかけ

ネットワーク機器の検証業務に携わっていた時に、当時の上司に検証に関する資格取得を勧められたため。

■この資格を取得するメリット

下流工程とされがちなソフトウェアテスト業務ですが、資格を取得することで、客先業務における同業者との差別化につなげることができました。単価upを見込むこともできるでしょう。また、体系化されたソフトウェアテスト業務のベストプラクティスを学ぶことにより、実際の業務に合ったノウハウの選択肢が広がりました。

■対策と勉強法

ITILに近くて、体系の暗記が必須。会社の仲間と勉強会を開いて学習しました。大勢で意見交換をしながら勉強すると印象に残りやすいのでお勧めです。販売されているテキストや参考書が少ないので、個人的な問題集サイトで問題数をこなすのも良いでしょう。

■シラバスについて

JSTQBは、公式サイトで公表されているシラバス(学習要項)に従って出題されます。大まかな出題分野をチェックするのに役に立ちます。

■過去問、問題集など

2020年9月現在、以下のテキストと問題集が最新版として出版されているようです。

資格受験記 はじめに

私が今までに取得した資格の受験記を綴っていきます。

資格名、主催団体名は、取得した当時のものである場合があります。

試験の体系、出題範囲などはどんな資格でも時代とともに変わっていくものがほとんどです。ここにはかなり昔に取得した資格についても記述しています。ですので、できるだけ普遍的な要素を選んで記述しています。

そもそもなんでこんなに資格を取っているの?

理由はいくつかあります。

1つ目は、自己アピールのため。

私がIT企業に新卒として就職した頃は氷河期真っ只中、男女雇用機会均等法で禁止規定が制定される前、さらに私は理系学部卒ではなく、同期のライバルは100人、という状態にありました。その中でお客様の信頼を得て生き残っていくには、自己アピールができる何か客観的な証明が必要でした。

2つ目は、幅広い知識を得たかったから。

特にITの分野では、一つのシステムが例えばネットワークのみとかアプリケーションのみで成り立っていることはあまりなくて、基本的に複数の技術が組み合わさってできてきることがほとんどです。今は分業制を取ることが多いですが、例えばPLになったらシステム全体を見られなければいけませんし、チームのメンバであっても他のチームが担当する技術の知識があった方が、仕事がスムーズに進みます。

3つ目は、資格手当が充実していたから。

私が20代の頃は、会社の資格手当が非常に充実していて、社会人になり立てで貯金もあまりなかった自分には助かりました。今はどこの企業でも、資格手当そのものよりも、資格を取得するプロセスを支援する方に力を入れている傾向にあるようです。

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