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情報セキュリティマネジメント試験

■主催

IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

■資格の概要

情報セキュリティマネジメントの計画・運用・評価・改善を通して組織の情報セキュリティ確保に貢献し、脅威から継続的に組織を守るための基本的なスキルを認定する試験。(IPAのサイトより引用)

■取得年月

2022年1月

■取得のきっかけ

企業内の情報セキュリティ業務を行っていく上での基本的な知識を得たかったため。IT業務全般を行う上での一般的な知識として、セキュリティの分野を固めたかったため。

■難易度

★★☆☆☆

■対策と勉強法

午前問題は、「情報セキュリティマネジメント 過去問道場」をひたすら解きました。間違えたものは赤で、正解したけどなんとなく勘で答えてしまったものは黄色でマークし、赤と黄色がなくなるまで繰り返し解きました。

午後問題は、アイテックが出している問題集を解きました。道場にも午後問題の過去問は掲載されているのですが、解説が現時点で無いので、なぜこの解答になるのかが分からないときは、解説付きの問題集があった方が良いです。

午後問題がなかなかクリアできない、という方のための対策ですが、クリアできないのにはいくつか原因があります。

その1:時間が足りない

90分で大問3問を解く必要があるので、大問1問で平均30分かけられます。分からないところで長くつっかからなければ、それほどタイトではありません。回答時間を短縮するには次のことを注意してみて下さい。

体制の説明は読み飛ばす。

体制の説明はすべての問題に書かれていますが、問題の把握にほとんど影響しないので、読み飛ばしましょう。

空欄や下線が出てきたら、それに関する問題をその時に解く。

ストーリーを最後まで読んでから設問を解くと、ストーリーを2度読むことになり、時間の無駄です。空欄や下線が出たところまでのストーリーで問題は解けます。

その2︰複数選択で間違える

「以下の選択肢のうち正しいものだけを組み合わせたものを選べ」的な問題で、部分的には合っているのにどれか一つ間違えてしまう、という場合。

勉強している時でも本番でも、まず、

正解だと思った一つ一つの選択肢を書き出しましょう。それを元に、組み合わせの選択肢を探しましょう。

個々の選択肢が合っていても、組み合わせの選択肢でなぜか選び間違えてしまうことも多いからです。それから次の対策も合わせて行って下さい。

その3︰なぜか分からないけどちょこちょこ間違える

まずは

基本的な知識を午前問題の参考書や問題集で固めましょう。

それから

IPAのサイトもこまめに目を通しておきましょう。

他には、

定番パターンを覚えておく

例えば複数の組織が登場したらアクセス権や入退室に関する問題が、不定期に入退社する契約社員が出てきたらパスワード変更時期に関する問題が出てくることが多いです。

問題のパターン、そこに潜むリスク、それに対する対策、をセットで把握しておくことです。

応用情報技術者合格体験記

主催

IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

資格の概要

情報処理技術者試験とは、「情報処理の促進に関する法律」に基づき経済産業省が、情報処理技術者としての「知識・技能」が一定以上の水準であることを認定するもの。平たく言えばITエンジニアのための国家資格。応用情報技術者試験はレベルアップを図りたいITエンジニアが基本情報技術者試験の次に取得する資格。ITの、特に開発周りの、基本から一歩踏み込んだ知識が必要。

難易度

★★★☆☆

取得年月

2012年6月

取得のきっかけ

ITエンジニアとして、応用情報技術者試験までは最低限取得したいと思った次第。

対策と勉強法

定番のITEC問題集を一通り。情報処理技術者試験はどの資格もそうだが毎年同じような問題が出題される。他の資格で出た問題の使い回しもある。ただし、応用情報技術者試験の午前問題は上位の高度資格よりもやや難易度が高いので注意。

第二種情報処理技術者(現 基本情報技術者)合格体験記

主催

IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

資格の概要

現在で言う「基本情報技術者」に相当する。情報処理技術者試験とは、「情報処理の促進に関する法律」に基づき経済産業省が、情報処理技術者としての「知識・技能」が一定以上の水準であることを認定するもの。平たく言えばITエンジニアのための国家資格。基本情報技術者(旧第二種情報処理技術者)は、基本レベルのIT知識が広く問われ、就職や転職にも有利。若手ITエンジニアがまず最初に取得を目指す資格であることも多い。

取得年月

2000年6月

難易度

★★☆☆☆

取得のきっかけ

これを取得した当時、私は文系卒でキャリアのない新人でした。就職難の超氷河期時代でやっと就職し、同期のライバルも多く、まだ男女差別もかなりあった時代でした。その中でお客様に認められ、生き残って行くためには、取り敢えず資格を取る必要がありました。

対策と勉強法

定番ITECの問題集を一通り。ITECは解説が秀逸です。初心者の方には参考書も一読することをお勧めします。情報処理技術者試験は毎年同じような問題が出題されるので、午前問題は問題集を9割以上解けるようになればパスできるでしょう。午後問題の言語は、できるだけ具体的な値のトレースをしながら問題を解く練習がお勧めです。

資格受験記 はじめに

私が今までに取得した資格の受験記を綴っていきます。

資格名、主催団体名は、取得した当時のものである場合があります。

試験の体系、出題範囲などはどんな資格でも時代とともに変わっていくものがほとんどです。ここにはかなり昔に取得した資格についても記述しています。ですので、できるだけ普遍的な要素を選んで記述しています。

そもそもなんでこんなに資格を取っているの?

理由はいくつかあります。

1つ目は、自己アピールのため。

私がIT企業に新卒として就職した頃は氷河期真っ只中、男女雇用機会均等法で禁止規定が制定される前、さらに私は理系学部卒ではなく、同期のライバルは100人、という状態にありました。その中でお客様の信頼を得て生き残っていくには、自己アピールができる何か客観的な証明が必要でした。

2つ目は、幅広い知識を得たかったから。

特にITの分野では、一つのシステムが例えばネットワークのみとかアプリケーションのみで成り立っていることはあまりなくて、基本的に複数の技術が組み合わさってできてきることがほとんどです。今は分業制を取ることが多いですが、例えばPLになったらシステム全体を見られなければいけませんし、チームのメンバであっても他のチームが担当する技術の知識があった方が、仕事がスムーズに進みます。

3つ目は、資格手当が充実していたから。

私が20代の頃は、会社の資格手当が非常に充実していて、社会人になり立てで貯金もあまりなかった自分には助かりました。今はどこの企業でも、資格手当そのものよりも、資格を取得するプロセスを支援する方に力を入れている傾向にあるようです。

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