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日商簿記検定3級

■主催

日本商工会議所

■資格の概要

日商簿記検定は、簿記・会計に関する日本の検定試験の一つで、学生から社会人まで受験者層が幅広い。事務系の就職や転職にも有利。3級では基本的な商業簿記を修得できる。

■取得年月

2024年6月

■取得のきっかけ

現在の会社に転職し、IT系の業務を行っていく上で、システムのライセンスや保守費を管理する必要がでてきたため。3級ではその辺りの知識はまだ出てこないが、2級を取得するための足がかりとして取得。

■難易度

★★★☆☆

■対策と勉強法

最初は無料のStudy Proのサイトで勉強しました。

Study Pro 簿記3級
https://studyboki3.com

解説も例題も分かりやすく、簿記がまったく初めての場合には取っ掛かりやすいです。最初の第1問の問題は自動採点機能がつおており、理解度を項目ごとにサイトに登録しておけるのも便利です。

さらに、第2問と第3問の知識をできるだけ網羅したかったのでTAC出版の「みんなが欲しかった簿記の教科書」を読み、問題数をこなすために「みんなが欲しかった簿記の問題集」を何周か解きました。この本には、ネット試験の模擬試験を受けるためのパスコードも付いてくるので、ネット試験を受けたい方はぜひ一度、この模擬試験をやってみてください。

また、仕訳問題だけですが、TRIPS LLCというところが出している「簿記3級 解説つき問題集」というアプリも使ってみました。まず仕訳に慣れるために、スキマ時間に使ってみることをお勧めします。

そしてできれば、上記の問題集だけでなく、もう少し難易度高めの問題集があればやっておいた方が良いです。

しかし、簿記3級の問題に慣れてきても、どうも全体的に正答率がよろしくない…。

そこで、以下の対策を打ってみました。

その1:間違いの分析をする

私の場合、ほとんどはケアレスミスです。ケアレスミスと言えども問題をたくさん解いてると大体の傾向というのは出てくるものです。なので、ある程度理解はしているつもりなのに間違える方は、原因をしっかり分析することをおすすめします。

その2:時間配分に気をつける

模擬試験をやってみると分かりますが、時間はギリギリです。一般的には第1問→第3問→第2問の順で解くのが良いとされてます。第3問で例えば精算表の合計値が借方と貸方で合わない場合でも、飛ばして第2問に着手した方がいい場合もあります。そして第2問、第3問で最初の方で躓いたり間違えたりすると割と命取りです。そのためにも間違いの分析はしっかりやっておいたほうが良いと思います。

■注意事項

実際試験を受けてみて思わぬアクシデントがありました。電卓のメモリが枯渇してしまったのです。第3問で合計値を出すために足し算をしていたら、途中でメモリが足りなくてそれ以上足し算ができなくなってしまったのです…。電卓選びには注意しましょう。

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